酵素って知ってる？消化酵素と代謝酵素の正体とその重要性

皆さん、酵素ってご存知でしょうか？

この酵素は私たちが生活していくうえで欠かせないものです。

改めまして、福岡市の出張も出来るパーソナルトレーナー、ダイエットトレーナーの井無田峻です。

今日はダイエットだけでなく健康で居続けるためにも必要なお話をしたいと思います。

三大栄養素だけでは全然足りない

現代では三大栄養素である炭水化物、タンパク質、脂質が生きていくうえで必要な栄養素として知られています。

三大栄養素について詳しく説明できないにしても、三大栄養素という言葉を耳にしたことある人はほとんどだと思います。

その後に、炭水化物だけではうまくエネルギー代謝されないということで、ビタミンやミネラルを含んで五大栄養素が私たちには必要だと広まりました。

そして今では食物繊維を含む六大栄養素とも言われることがあります。もちろん、これらも大切なのですが私たちが生命活動を維持する上で必要なものがあります。

それが、酵素です。

酵素には「消化酵素」「代謝酵素」に大きく分けられます。

酵素は食べたものの消化吸収だけに働かずに、生活していく上で重要な役割をしているんですね。例えば、呼吸や筋肉を動かすことなど。

酵素なしでは人間は生きることは出来ません。他の動物も同様にです。

あまり気にしていない方が多いかと思いますがこの酵素が生命を維持していくうえで重要な役割をします。

サプリなどからビタミンやミネラルを補給する時代になり、今多くの方がこれらを摂っていると思います。

摂るのは良いのですが、今一つ効き目が現れなかったりしていませんか？

この問題を解決するには、ビタミンやミネラルの種類や量に加えて「酵素」だと言われています。

サプリなどでどれだけビタミンやミネラルを摂取しても酵素がなければ体の中で十分な働きをしません。

酵素をしっかりと作ってこそのビタミン・ミネラルが活きてきます。

酵素の役割は？

一つの仕事しかできない酵素の構造を簡単に言えば、ミネラルの周りにタンパク質が巻き付いたものだと思てください。

酵素にもたくさんの種類があってミネラルの種類やタンパク質の巻き方によって様々な種類があります。

今、現在発見されている酵素だけでも約3000～4000種あると言われています。

今後も新しい酵素がつぎつぎに発見されていくことが分かっています。3000～4000種あっても、それぞれの酵素はそれぞれ一つの役割しか果たしません。

例えば、消化酵素として有名なものに「アミラーゼ」というものがありますね。

聞いたことのある方も多いかと思います。これは唾液の中に含まれているもので、デンプンを分解する酵素です。

アミラーゼによってタンパク質を分解することはできません。

タンパク質を分解するのは、プロテアーゼという酵素ですが、逆にプロテアーゼではでんぷんは分解できません。

酵素はそれぞれ一つ一つの役割しかしないということを知ってください。

繰り返しになりますが、酵素は「代謝酵素」と「消化酵素」に分けられます。

消化酵素の方がよく耳にすると思います。簡単に言うと、消化酵素は食べたものを消化するのに必要で代謝酵素は体の正常な働きに必要なものになります。

私たちの体の中のすべての器官、組織は、代謝酵素の働きによって活動しています。

各内臓器官（肝臓、心臓、脳、肺、腎臓など）もそれぞれに特別な働きをする固有の代謝酵素を持っています。

無数の代謝酵素が、体を正常に動かしたり、老化を防いだり、けがや病気を回復させるために働いています。

イメージしやすい例を挙げると、「大工さんが家を建てること」を考えてください。

 

炭水化物、タンパク質、脂肪という材料を使って体を築き上げていく大工さんの役割が酵素です。

たくさんの栄養素を摂取しても家を築き上げる大工がいなければ家は建ちませんよね。

健康維持やダイエットにもこの「代謝酵素」が欠かせず、この代謝酵素がどれだけ活躍的な働きをするか重要です。

代謝酵素が不足してしまうと、健康を損ない、ひどい場合は重大な疾患を引きおこす原因となります。

私たちは体の中に「潜在酵素」と言われる酵素を持って生まれてきます。

この潜在酵素を必要に応じて「代謝酵素」や「消化酵素」に振り分けていくんですね。

例えばたくさんものを食べ過ぎて、体内でたくさんの消化酵素が必要になると、代謝酵素が十分確保できなくなります。

では、どうやって必要なだけの十分な代謝酵素を得ているか？

代謝酵素はサプリや薬、食べ物から摂取することが出来ないんです。それとは反対に、「消化酵素」（食べ物の消化に働く）は、食物から摂ることが可能です。

果物や野菜には、植物の繊維を分解する「セルラーゼ」という酵素が多く含まれています。赤身の肉には大量の「プロテアーゼ」（たんぱく質を分解する酵素）と少量の「アミラーゼ」（炭水化物を分解する酵素）が含まれています。

他にも、乳製品、油類、種子類、豆類には、比較的多くの脂肪が含まれていますが、同時に脂肪の消化を助ける「リパーゼ」も多く含まれます。

自然の動物や植物（食べ物）の中に、消化できるようにバランスのとれた大量の酵素が入っているにも関わらず、

私たちは企業の利益のためのリパーゼを含まない牛乳を飲んだり、プロテアーゼもアミラーゼも入っていないステーキなどを食べて普段の生活から酵素を摂れない食事をして生活しています。

↑重要です！！

本来持って生まれる、潜在酵素は生活習慣（スポーツなどのストレス含む）やその状態によって、年齢とともに少なくなっていきます。

酵素の含まれていない食べ物をたくさん食べている人は、すい臓やその他の消化器官の分泌液を大量に浪費しています。

その結果が自分自身の寿命を短くして病気や様々なタイプのストレスへの抵抗力を落としてしまいます。

本日はここまで。

続きはまた書いていきますので、次回もぜひお読みください(*^^*)